私(佐藤)にとって「たばこ」はなくてはならない存在である。世が禁煙に動いているとしても、私はこの先も出来得る限り、たばこ(加熱式たばこ)を吸い続けていきたい所存だ。どんな形であったとしても、法に触れないやり方でニコチンを摂取し続けて行きたい。

たばこの味を最初に覚えたのが「エコー」だった。現エコーは2019年10月以降、在庫分をもって終売。その代わりに9月17日から「エコー・シガー」の販売がスタートした。従来の古いエコーと新しいエコー、味はどう変わったのか吸い比べてみた!

・待ちきれなかった

私は新しいエコーを待ち望むあまり、前もって近所のたばこ屋さんに発売日を聞いていた。「来週(17日)だね」とのことで、当日の開店時間に行くと「まだ入荷していない」と言われる始末。さらに14時の便で入ると聞くや、入荷直後にお店を訪ねて購入した次第だ。


今回発売したのは、わかば・シガー(360円)とエコー・シガー(350円)の2種である。いずれのパッケージも、従来品のデザインを踏襲しつつ、シガー(葉巻)を連想させる色合いに変更されている。


・芳しい香り

この2つの商品は、従来の紙巻きたばことは異なり、「リトルシガー」として生まれ変わっている。リトルシガーとは、たばこ葉を原料にして作られた巻紙でたばこを巻いた商品で葉巻の一種だ。


それぞれ1本ずつ取り出してみると、たばこそのものの色もパッケージ同様に異なっている。1本鼻に当ててみると、従来品とは比べものにならないほど芳しく、たばこ葉の持つ豊かな香りを楽しめる。


・吸ってみると……

実際に吸ってみる。まずは従来のエコー。今はすっかりアイコスユーザーになった私だが、エコーを吸うと、懐かしさと共にあまりのキツさに思わずむせる。とはいえ、良く知っている慣れ親しんだ味だ。落ち着くといえば落ち着く……。


新エコーの味はどうか? 続けざまに1本くわえて火をつけてみると……。


オワッ! キッツ!! これまでのエコーの苦味をギュギュっと凝縮した感じ。喫味倍増、吸いごたえは120パーセント増しくらいだ。さすがリトルシガー。


もともと、エコーはたばこ好きな人の間で愛されている商品だ。長年吸い続けている年配の人が多い印象で、「おじいちゃんが吸ってた」とか「うちはおばあちゃんが吸ってた」なんて話をよく聞く。そんなエコーを愛する人にとって、リトルシガーは評価される仕上がりになっていると言える。

私のようなハンパなエコーファンにとってはちょっとキツいが、これからエコーの歴史はこのリトルシガーに引き継がれることだろう。

参照元:JT
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24