東京都で2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに107人報告されたことが関係者への取材で分かった。都内で1日当たりの感染者数が3桁の水準になるのは5月2日以来。
元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏(71)はこの日、自身のツイッターで「本日の東京都のコロナ感染者100人以上、私の予想通りになってしまい、嫌な感じだ」と危機感を募らせた。また「小池都知事はどうするのか。とにかく、感染状態について、もっと詳細な情報を公開してほしい。実態が掴めないと、対策のアドバイスもできない」と訴えた。
都内では5月25日の緊急事態宣言解除後に新規感染者が増加。最近はホストクラブなど夜の街関連で若年層の陽性者が目立つほか、同一職場や会食での感染が増えている。6月は全て2桁で推移。下旬には50人を超える日が目立ち、1日は67人だった。集団感染は新宿エリアのほか、1日には新たに池袋エリアでも確認された。