お笑いタレントの出川哲朗(54)にとってフジテレビで初のゴールデン冠番組となる金曜プレミアム「出川哲朗の病院の歩き方」(8月3日後7・0、一部地域をのぞく)。
リアルな最新医療を体験する医療バラエティーで、MCを務める出川は昨年、急性胆管炎で入院し、健康について見直すようになった。番組では、そんな出川と健康に不安を持つ芸能人が、世間で噂の最新医療を体験すべく病院をめぐり歩いていく。
まず出川が向かったのは、自身が入院していたという東京・順天堂大学病院。最先端の手術支援ロボット「ダヴィンチ」の操作に挑戦する。
また、体内の水分が不足しがちで唾液の分泌量が減少する夏は、口内で細菌が繁殖し歯周病のリスクが上昇。そこで表参道にある歯科医院へ行き、出川の口年齢を検査してもらうことに…。
それぞれの院内で見せる様子は、まさに患者としてのリアルそのもの。これまで数々の病気を経験し「体のあちこちがヤバいよ、ヤバいよ」と言っていた出川だからこそ、健康は何ものにも代えられないというメッセージが伝わってくる。
収録後は「番組に自分の名前がつくなんて夢のよう」と無邪気に喜んだが、当初は「医学ものということでいやいや、勘弁してください(笑)」と断っていたという。理由は「医学系の名前とかいっぱい出てくるからそんなのは一切覚えられない。カンペでも説明できない」と。
でも「僕はそれをやらなくていいと言われ、なんと太っ腹な番組なんだ、と。自分自身が視聴者目線で、視聴者代表としてこの番組を届けたいですね」と笑顔を見せた。
そして、改めて「入院して番組を10本くらい、CMの撮影も飛ばしてしまい、みなさんに多大な迷惑をかけてしまったので、体ほど大事なものはないというのは思い知らされた。健康であることは一番!」と声を大にしていた。
(産経デジタル)