食べる前は完全にナメていた。どうせそうでもないだろうと。近年、冷凍食品業界がいくら進化しているとはいえ、レンチンで作るおやつがお店超えでウマいことはないだろうと。やはりお店の出来立てを食べるのには負けるだろうと。

しかし……だがしかし……スーパーで買った「ニチレイのたいやき」はそんじょそこらのものじゃなかった。商品袋に「つぶあんを極めた」なんて書いてあったから「いやになっちゃうよ」とたいやき君気分で購入して食べたところ……もう自分でお店を開けるレベルのクオリティだったのだ。これマジで美味! とても冷食とは思えない!!

・少し小さめもお得

この度、購入したたいやきの値段は税抜289円。5個入りなので1個あたり57.8円の計算になる。個人的な体感だとお店で買うなら100円くらいはするから、まぁ世間的にもお安いという認識でいいだろう。

1個あたりの重さは80g。大きさとしては握りこぶしよりわずかに小さく、そこらで売っているお店のものよりちぃ〜とばかりミニサイズかなといった感じだ。この時点では特筆すべきものが値段くらいしかない。

・ナメていたけど……

それだけに、この時点ではベロベロにナメていた。値段も安いだけに、中身がスッカスカなのかな〜冷凍されているし生地もビミョーな食感なのかな〜なんて思っていた。だが……!!

横から切っても……


ギッシリ


縦に切っても……


どこから食べても あずき ではないか!!


中に入っている あずきはイイ香りが漂うだけでなく、しっとり柔らか。はちみつを使ったという生地はフワッとしていて、これもうお店で食べるやつそのもの……冷凍食品でレンチンしただけなのに普通に美味しいたいやきがそこにあった。しかもしかも!

・アレンジメニューも美味しそう

オーブントースターを使えば、皮がパリパリになって食べられるときた。レンチンだけでなく、自然解凍、さらにはオーブントースターでも楽しめるとなれば、味わい方に幅が広がる。値段が安い上にこれが自宅で手軽にできるなんて……冷凍食品だから保存期間も長いし、もう死角が見当たらない。

また、ニチレイのHPでは「たいやきバター」や「たいやきハロハロ」といったように、簡単にアレンジできるメニューも公開されているから抜かりなし。ナメていた自分をなかったことにしたいと同時に、また1つ最近の冷食の進化を知ったのであった。あっぱれ!

参考リンク:ニチレイ「たいやき」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.