フジテレビの三田友梨佳アナウンサー(30)が20日、同局系「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)に出演。財務省の福田淳一事務次官(58)によるテレビ朝日女性記者へのセクハラ問題について言及した。
番組ではこの問題を特集。麻生財務相が17日の会見で「相手(被害を受けた女性記者)の声が出てこなければ、どうしようもない」などと発言したことについて、ニュースキャスター、安藤優子(59)が「同じことを言うんでも言い方があるんだと思うんですよ。なんか聞いてるとすごく女性を上から見ててバカにしたような言い方するじゃないですか」と不快感を示した。「『名乗り出てくれなくちゃ、やりようがないじゃないのよ』って。そうじゃなくて、財務省の人がセクハラをやったっていう告発が出たんだから、それに対してまずは『そういう事態があったとすれば申し訳ない』とかひと言おっしゃれば、全然受け止める側の感情が違うはずですよね」とあきれた様子で話した。
三田アナも「事務次官からセクハラ被害を受けたらそれが一番つらいことですけど、そのあとに上司に会社のために頑張ってやったことなのに、それを上司が取り合ってくれなかったら、上司としては彼女のための2次被害を防ぐためっていっても、そのこと自体が2次被害って女性記者にとっては思うでしょうし」とテレ朝側の対応に疑問を投げかけた。さらに「週が明けても否定されて、財務省からはちょっと脅しのように名乗り出ろと言われたら、どんどんどんどんショックが連鎖していくというか、その気持ちを考えたら…」と女性記者の心情を思いやった。