お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太(41)が13日、TBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」(木曜前1・0)で、「M-1グランプリ」の審査を巡る暴言騒動について、メディアの報道姿勢に苦言を呈した。
2日に開催された「M-1グランプリ2018」終了後にお笑いコンビ、とろサーモンの久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナの武智(40)が審査員を務めたタレント、上沼恵美子(63)に暴言を吐いた。大会終了後の夜、酔っ払った久保田と武智がSNSの動画で「(審査員を)そろそろ辞めてください」「更年期障害か」と上沼に暴言を吐いた事件が連日過熱していた。
番組で山里はこの騒動に触れ、「そんなにみんなテレビの人たちは悪人を作るのが好きかい?」と一連の報道内容に疑問を投げかけた。久保田について「悪人なんだけど。絶対的にやった奴が悪い」と前置きした上で、「一番気になるのは、その(暴言の)映像を商店街とかに行って、おじいちゃんとかおばあちゃんに見せるわけさ。『こんなん言われたらショックです』って。これって、それやってる人たちの罪じゃない? だって、そのおじいちゃんおばあちゃんは(騒動を)本当は知らなかったんだよ。『知らなかったらいいのか?』って怒られたりするのか分かんないけど、広める作業もよくない?」と批判した。
「『こいつがいかに嫌な奴か、悪い奴か』っていう必要…もうよくない?」と語った山里。「もう上沼さんと松本(人志)さんが言ってくれたから…」と騒動の収束を願った。