落語家、立川志らく(54)が25日、コメンテーターを務めるTBS系情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。大相撲の貴乃花親方(45)=元横綱=が総帥を務めた「貴乃花一門」を離脱することについて「10年20年先を見越してやっていると思いますよ」と語った。
貴乃花親方の一門離脱について、志らくは「貴乃花部屋がなくなるというわけではなくて、要は政治の世界でいう派閥、派閥がなくなるということ」と説明。貴乃花親方の考えについて「みんなが自由に意見を言えるような、そういう相撲界にしたいって前おっしゃっていましたからね。早急には無理だから。まだまだ若いし、10年20年先を見越してやっていると思いますよ」と推測した。
一門がなくなることは悪いことではないのかと聞かれると、「別に。だって、0に戻る。1から出直すってそう言ってましたから」と貴乃花親方の発言を引用しながら語った。
「貴乃花一門」は貴乃花親方が2010年の相撲協会理事選挙前に二所ノ関一門を離れ、阿武松親方ら支持者とともに形成した「貴乃花グループ」が前身。14年に格上げされ、六つ目の一門となった。貴乃花親方離脱後は、阿武松理事(56)=元関脇益荒雄=を中心とした「阿武松グループ」に名称を変更して活動する。