NHKは19日、放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜前8・0)にお笑いコンビ「くりいむしちゅー」の有田哲平(47)が朝ドラ初出演すると番組公式サイトで発表した。
物語は高度成長期から現代までの故郷・岐阜県と東京を舞台に、左耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ)が失敗を恐れず、ユニークな扇風機の大発明を成し遂げるオリジナル作品。脚本はフジテレビ系月9ドラマ「ロングバケーション」などを手がけ、恋愛の神様と呼ばれる脚本家、北川悦吏子さん(55)とあって、恋愛模様も見どころとなる。
有田は「岐阜・梟町のつくし食堂に、突然現れたうさんくさい男」という役柄。「かつては大手広告代理店に勤めていたが、独立し、ヒットエンドランという会社を立ち上げる。商品プランニング、マーケティング、コンサルティング・・・様々な事業を展開しているというが、具体的に何をしているかは不明。後に鈴愛の人生に大きな影響を与える」とされている。
有田本人は公式サイトに「昨年、連続ドラマで主演をやらせていただきまして、これは大変な仕事だなと実感したので、しばらく俳優業はお休みしようと思っていたんですが・・・。朝ドラしかも、北川悦吏子さんにあて書きしていただいていると聞いて、喜んで!というか、僕でいいんですか?という気持ちでオファーを受けました。既にチームワークができている撮影現場に途中参加するのは緊張しましたが、いち視聴者だったので、鈴愛がもう●歳!、あの子とこの子がこんな展開に!と、驚きつつも楽しんでいます。熊本から出てきたお笑い芸人である僕が「半分、青い。」の世界にどんな化学反応を起こすか、楽しみにしていてください!」とコメントし、意欲を見せた。
その他、小西真奈美(39)、小関裕太(23)、山田真歩(36)らの出演も発表された。