ペットは、常に飼い主の気持ちに寄り添おうとする。時に飼い主が驚くほど賢い方法で、慰めようとする。彼らは飼い主のことなら何でもお見通しなのだ。
海外掲示板やTwitterでは、ペットの犬、猫、ネズミのびっくりするほど聡明で、慈愛に満ちたエピソードがシェアされている。
どれほど多くの飼い主が彼らの行動で救われたことだろう。そして今もどこかで、ペットたちに支えられている大勢の人がいるはずなんだ。
1. ドアが閉まってないとお知らせする猫
ハーレークインという猫を飼っていたんだけど、夜に寝ようとすると、ミャーミャーと鳴き続ける日がたまにあった。
変わった様子もないしなんだろう?と思っていたが、ようやく気が付いた。寝室のドアが完全に閉まっていない日に鳴いていたんだ。
私はいつも寝るときにはドアを閉めるから、ドアを閉めなさいよってお知らせしてくれてたんだね。閉めたら、鳴くのを止めたんだ。
愛猫は、2週間前に14歳半で旅立って行った。
image credit:PopeAwesomeXIII
2. これで涙を拭いて。小さな紙きれを運んできたネズミ
私が泣いていた時、ペットのネズミ、パンプキンは、食料品の領収書をゴミ箱から取り出して、私の膝に乗せてくれたの。小さな紙片が大好きなパンプキンは、巣を作るためにいつもそれらを使用していたんだけど、大事なものを私にくれたことを知って、とってもかわいいって思ったわ。
image credit:Beccanthropy
3. 悲しい時の対処法を教えてくれた犬
以前、犬を飼っていた時のこと。ペットのハムスターが死んで悲しくて落ち込んでいた私の様子を見て、その犬は私をベッドに行くように後ろから押してきたの。
ベッドに移動すると、私の腕の中にもぐりこみ、そのまま横になると、ずっと寄り添ってくれた。私は安心して泣くことができたわ。
credit:Deafgirl_gaming
4. 泣いていると寄り添ってくれる猫
また今日も泣いていたんだけど、そんな時は必ず、飼い猫が私のところに来て隣で寄り添ってくれるの。抱きしめると、前脚で抱きしめかえしてくれる。とても愛おしいと感じたわ。慰めてくれようとしたのね。
credit:TianquanNing
5. 息子が亡くなった後、励ましつづけてくれた犬
息子が亡くなった後、私はベッドで多くの時間を過ごしていた。 そんなある日、飼い犬のテディは、私が起きるまで私を起こし続けた。
私が起きると今度は、外に出ようと吠え続け、太陽の光が射す庭で彼のたくさんのおもちゃを使って遊んだ。その時、私は初めて自分が微笑んでいるのを知ったんだ。
image credit:_DrKat
6. くしゃみをすると心配してくれる猫
飼い猫がくしゃみをすると、私はいつも彼をチェックして、「あらあら大丈夫? 神のご加護がありますように!(god bless you!)」って言うの。
そしたらある日、私がくしゃみをしたら、猫が部屋に駆け込んできて、奇妙な小さな音を立てて、私を労わってくれようとしていることに気付いたの。
猫も私にgod bless you!をしたかったのね。私は笑わずにはいられなかった。私をちゃんとチェックしに来てくれた猫に感謝しているわ。
credit:pixelsNplay
7. 人間の言葉がわかる猫
飼い猫のメルは私がつけているヘアゴムで遊ぶのが大好きだったわ。 ある日、身近にヘアゴムがなかったのに遊びたがっていたから、「ヘアゴムを持って来ないと遊べないよ」と言ったの。
そしたら2分後、メルはヘアゴムが入っている袋を持ってきて、ベッドに飛び乗ったの。「これでどうだ?」と言うように私を凝視してね。あの時、私はメルは英語を理解できると確信したわ。
image credit:rawallace32
8. 落ち込んでいる気配を察して駆けつけた犬
姉が亡くなった日、私は部屋にこもって大泣きしていた。すると飼い犬のラジオがドアを開けろと言うように、頭をぶつけ続けたわ、開けるまでずっと。
私がドアを開けると、ラジオはベッドに飛び乗ってきて、去ろうとせず、私の傍にずっといてくれたんだ。本当に感謝しているよ。
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9. 病気の後の心のケアをしてくれる猫
私が病気になったり痛みを感じている時はいつでも、猫のローキーは喉を鳴らして私に寄り添って慰めてくれるの。私が子宮摘出術を受けたとき、彼女は私の側にぴたりとくっついてくれていた。肺の手術と化学療法を受けた時もよ。
関節炎になった犬にも同じように接してくれたわ。ローキーは、それ以外の場合あまり近寄って来る猫じゃなかったんだけど。あぁ神様、ローキーに会いたいわ。
image credit:iopele1
10. 悲しい時、私以上に悲しむ犬
私が精神的にひどく落ち込んでいると、飼い犬がやって来て、私の膝に自分の足を置いて、頭を私の肩に乗せて、向かい合って見つめてくれる。
犬は、私のことを心配でたまらない表情を見せるので、今度は逆に私が撫でてあげて、顔を近くに寄せて「私は大丈夫だよ」と言うの。いつのまにか心の痛みが吹き飛んでるわ
credit:kekeboiii
11. 睡眠時無呼吸の母を救った猫
ある日の夜中、飼い猫が母の鼻を噛んだことがあるの。母は激怒して混乱していたけど、猫が母の命を救ったの。
母はひどい睡眠時無呼吸でその時呼吸が止まっていたことがわかったのよ。
credit:diplomacywaffle
12. パニック発作が起きると助けてくれる犬
私が泣くと、飼い犬のタイロンは私を抱きしめてくれる。私がパニック発作を起こしていると、彼は私の顔に近付いて、発作を鎮めようとしてくれる。
ある日、私の古いアルバムの写真から私をいじめていた人を見つけてパニック発作を起こした時のこと。タイロンは、過呼吸になりながら写真をズタズタに破いている私の手を振りほどき、私の代わりにその写真をかみ砕いてくれたの。
image credit:PhoebeP46
written by Scarlet / edited by parumoあわせて読みたい
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コメント
1. 匿名処理班
動物、ていうか哺乳類の共感能力は高いからな
この中には偶々だったり、単に遊んで欲しかったのもあるかも知れんけど、ペットが救ってくれた事には変わりない
2. 匿名処理班
猫は言語がわかるっていう話は結構あるよね。「人間の命令をきく」という方向に活かすつもりが全くないから確かめるすべがないだけで
3. 匿名処理班
>>2
犬の行動の観察などから、家畜は主に母音の組み合わせから音声を区別してるとも言われるね
ネコによくかける言葉の母音が紛らわしくなく、何かしら行動して見せてやれば覚えてくれるかもしれない
4. 匿名処理班
おお、神よ
俺もネコに会いたいよ
いずれ会いに行くけどな
5. 匿名処理班
🙀ごっはーん!
🐶あそんでよ!
🐹ご主人さま!
👩ほっとこう。
6. 匿名処理班
うちの犬は私の気持ちを理解している
私から怒りのオーラが漏れ出ると
ケージの中へ避難する
7. 匿名処理班
子供に噛み付いたピットブルにフライングボディーアタックで撃退したネコのタラさん。
あれは何度見ても凄い。
8.
9. 匿名処理班
感情フェロモン、声の調子、皮膚温度、呼吸の気配、言葉の意味、表情、動作、経験や知識、そういったものから動物は人間の感情を察する。
でも、そういった時に彼らが的確な行動を取るのにはもっと決定的な理由がある。
彼らは、俺らのことを大事な家族だと認識しているからこそ、彼らなりの情動によって自分たちでも出来る手段で俺らの力になろうとしてくれる。
身近な生き物たちは我々が思っているよりもずっとかしこい。
10. 匿名処理班
※2
猫たちは言葉をわかってるよ。
ただ、人の話を聞いても「ふ〜ん」と思ってるだけ。
11. 匿名処理班
※7
あの犬はピットではなくチャウチャウとラブのミックス(当時のカラパイアの記事から)。
ピットブルがきちんとした躾が必要な強い犬なのは確かですが、「人を襲った=ピットブル」みたいな思い込みだけでの発言で冤罪を負わせるのはどうかと思う。
12. 匿名処理班
外でシクシク泣いてたら野良がやってきて覗き込んでニャーって小さく鳴いた
慰めてくれたのか心配してくれたのか
その事は覚えてるけど何で泣いてたのか全く覚えてないw
猫様ありがとうございます
13. 匿名処理班
※2
急かすと機嫌悪くなってシッポバシバシするね・・・
人間の声の調子を理解してるんかな?
14. 匿名処理班
コロナで寝込んでるけど子供の頃風邪ひいたときに看病しにきてくれた猫を思い出す
普段は可愛い!って追いかけ回してたからうんざりされてた気がするけど、一人で寝込んでるときにやってきて頭ペロペロしてきた
すごく嬉しかったし心強かったね
15. 匿名処理班
うちの猫達はなんかよくない気配を察すると、トイレに駆け込む
偶然かもだけど、猫達の行動もあって一日を安全に過ごせてると思うことにしている