私(佐藤)は夢を見ているのだろうか? たしかにヤツ(仮想通貨ビットコイン)は一度死んだはずだった。2017年末に爆騰した時は1ビットコインあたり200万円の高値をつけたのに、のちに大暴落して半分以下の36万円台まで値が落ちたのである。これを「死」と見るのはムリのない話だ。

ところが! 2019年春頃からじわじわと息を吹き返し始め、90万円台まで回復した。それだけでも十分蘇ったと言っていいくらいなのに、100万円台に再突入してるじゃないか! これは夢か? 夢じゃなかったーーッ!!

・底値から半年

2018年12月中旬頃、ビットコインは最低価格を記録した。その時(2018年12月17日)の価格は36万7043円。200万円台の黄金期を知っている人にとっては、悪夢としか言いようがなかっただろう。私も2018年1月に仮想通貨に手をつけてしまったために、最高の時を知らないまま最悪の時期に突入していた。


「仮想通貨」。なかばその存在を忘れかけていた頃に、ジリジリと値が回復し始め、2019年3月中旬から日を追うごとに価格の上昇傾向が続いた。そして2019年6月17日、ちょうど底値を記録した日から半年でなんと100万円に回復!


その流れは止まることなく、117万!(6月22日)


121万!(6月25日)


126万!(6月26日)


と続き、26日午後(15時半頃)の段階で136万7450円にまで上昇した!! まさに天井知らずッ!


・元手の6万はどうなった?

当初6万円を突っ込んだ私の収支(含み損益)は、もっとも低い時期に1万7000円前後だったのだが、この爆上げによって4万円台まで回復している。


きっとここまで回復したところで手を引くのが得策。またいずれ大幅に下がる可能性もある。むしろまた大きく下がると考える方が自然であり、安全な見方だ。


しかし……、ここまでくると欲も出る。6万円まで戻るかも? そう期待するのは仕方のないことだ。


もう少し様子を見よう。本当に200万円台まで戻るかもしれない。戻らないかもしれない……。この先どうなるか、気になるところだ。

Report:佐藤英典
Screenshot:iOS「コイン相場