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台北のASUS本社で開発者を直撃だっ!!

天板でアニメ表示できるゲーミングノートPC「ROG ZEPHYRUS G14」

2020年01月17日 19時30分更新

文● ジャイアン鈴木、編集● ASCII

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 ASUSは1月16日に、ASUS本社にて「CES 2020」で発表された新製品群の説明会「ASUS APAC CES 2020 MEDIA Summit」を開催しました。

 筆者は本イベントの招待を受けて参加したので、多数の製品群のなかから特に日本市場に投入される可能性が高いと思われる注目製品のファーストインプレッションをお届けいたします。

 今回はeスポーツ大会やゲーミングパーティーでド派手に目立つこと間違いなしな天面アニメ用ディスプレイを選択可能なROGブランドのゲーミングノートPC「ROG ZEPHYRUS G14」です。

「ROG ZEPHYRUS G14」。カラーはEclipse GreyとMoonlight Whiteの2色が用意されます

 ROG ZEPHYRUS G14は天面にアニメーション用ディスプレー「AniMe Matrix display」を選択可能な14型ディスプレー搭載ゲーミングノートPC。

 このAniMe Matrix display対応モデルには、ディスプレー天面に6536個の穴が開けられて、4つの穴に対してひとつのLEDが割り当てられ、合計1215個の独自に制御可能なミニLEDが内蔵されています。そしてこのLEDは256段階で明るさを調整可能となっています。

左上から右下の対角線から右上側に6536個の穴が空けられており、このようなアニメーションを表示可能です。筆者が購入したら、ぜひ萌え画像を表示させて、スターバックス的な喫茶店で逆ドヤりしたいところです

 まだ開発中とのことで画面は掲載できないのですが、設定用ユーティリティー「LED matrix TEST」が用意されており、テキスト、画像(アニメーションGIF含む)を指定して、フォントの種類、サイズ、表示する秒数、フレームレート、明るさなどを細かくカスタマイズ可能です。

 また、音楽やその他のオーディオに反応するエフェクトや、電子メールの通知、日付け、時間、バッテリーレベルなどのシステム機能も用意されます(一部機能は第1四半期以降に実装)。決して解像度が高いとは言えませんが、第2のディスプレーとして、AniMe Matrix displayは楽しく、便利に活用できそうです。

これは音楽に合わせて反応するエフェクト機能。DJパーティーにROG ZEPHYRUS G14を持ち込めば一段と目立てそうです

 CPUはRyzen 7 4800HS(8コア16スレッド、2.9〜4.2GHz)、dGPUはNVIDIA GeForce RTX 2060を採用。メモリーは最大32GB(DDR4-3200)、ストレージは最大1TB SSDを搭載可能で、ディスプレーは14インチフルHD液晶(1920×1080ドット、リフレッシュレート120Hz、sRGB 100%)、14インチフルHD液晶(1920×1080ドット、リフレッシュレート60Hz、sRGB 100%)、14インチWQHD液晶(2560×1440ドット、リフレッシュレート60Hz、sRGB 100%)の3種類が用意されます。

 ワイヤレス通信機能はWi-Fi 6(11ax)とBluetooth 5に対応。インターフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4、USB Power Delivery対応)×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI×1、3.5mmヘッドセットジャック×1を装備。本体サイズは324×222×17.9mm、重量は1.6kg(AniMe Matrix display搭載モデルは1.7kg)です。

本体天面はLEDオフだと斜め右に小穴がパンチングされているようにみえます

本体底面。メモリーやストレージを換装するパネルなどは設けられていません

本体右側面。左からUSB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、ケンジントンロックが配置

本体左側面。一部隠れていますが、左から電源端子、HDMI×1、USB 3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4、USB Power Delivery対応)×1、3.5mmヘッドセットジャック×1が配置

ディスプレー面。6.9mmの狭額縁仕様で画面占有率は85%

キーボード面。奥側に指紋認証センサー一体型電源ボタンと4つのホットキーを用意。キーストロークは1.7mm。ゲーマーが左手でスペースキーを操作しやすいように左下が広がった独自形状が採用されています

 楽しすぎるAniMe Matrix displayをついつい注目しがちですが、厚さ17.9mm、重量1.6kgというコンパクトサイズで、RTX対応グラフィックスを搭載した世界初のゲーミングノートPCという点も本製品の売りです。

 10時間以上のバッテリー駆動時間、ターボモードでも45dB以下の動作音を実現しているとのことなので、ゲーミングノートPCとしてだけでなく、クリエイティブ用途のハイパフォーマンスノートPCとして毎日持ち歩きたくなる一台です。

いま最も天面で目立てるノートPCであることは間違いありません

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