どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。6歳の娘は来年から小学生なんですが、お父ちゃん何だか色々と心配! うちのコは新しい環境に馴染めるのか……とにかく心身ともに健やかであることだけを願う今日この頃です。

それはさておき、6歳ともなるといい加減「週末の遊び場」も尽きて参りました。公園・動物園・映画館・水族館・遊園地・キッズスペース──。そんな中、つい最近開拓して娘がとても楽しんでいるのが『パン教室』です。

・ネタ切れ

0歳の頃から保育園に通う1人娘のレイちゃん。我が家は共働きですので「週末くらいはいっぱい遊んでやりたい」と、毎週どこかへお出かけするようにしています。映画館デビューを果たしたのは3歳の頃。今ではサラリと「原宿のパンケーキ屋さんが~」などと口にする、正真正銘のシティガールです。

子供ってそういうものだと思うんですが、例えば水族館にハマるとしばらくは水族館通いが続きますよね。サンシャイン水族館の年間パスも持っていますし、後楽園のキッズスペースはもはや庭同然と申し上げていいでしょう。

そのせいか、最近は「○○に行こうよ」と言っても「ええ~。前に行ったしな~」と渋られることもしばしば。私も手を変え品を変えプレゼンするものの、即決してくれることが少なくなりました。

・パン教室が刺さった

そんなときに見つけたのが『パン教室』で、これがなかなか優秀! 実は今回が2回目のパン教室だったのですが、先方に許可をいただいてパン教室の様子を撮影させていただくことになりました。

さて、私と娘がお邪魔したのは、東京メトロ「小伝馬町駅」から徒歩1分のキッチンスタジオで開催されている『makipan教室』。ドイツで修業を積んだパン職人「まきさん」が講師を務めるワークショップです。

子供向けのレッスンが多いことが特徴で、親も一緒に参加が可能。料金は1人目が4400円で、2人が2200円、つまり娘と私を合わせて6600円でした。もちろん焼いたパンはお持ち帰りが出来ます。

・飽きさせないレッスン

で、肝心のレッスンですが、今回は「スノーマンのクリスマスリースパン」を作りました(前回はお魚のパン)。大人でもなかなか難しそうなお題ではありますが、レッスンは子供のペースに合わせて進みますので、そこは心配ご無用。むしろ、その辺りをスムーズに進める工夫がされていました。

例えば、最初は小麦粉と水を混ぜて生地をこねるんですが、実際の生地はあらかじめ出来上がったものを使用します。いわゆる “3分クッキング方式” っていうんですかね? このおかげでサクサクとレッスンが進んでいくのです。

一方で最大の難関だった「リースの4つ編み」は参加者全員で、ゆっくりと進みました。手早く出来るところは手早く、時間をかけるところは時間をかける。このメリハリが素晴らしいと感じた次第です。

子供って飽きやすいので、3時間も4時間もかかるパン作りは厳しいと思うんですが、今回のレッスンは焼き上がりまで含めておよそ90分で終了。特に娘が飽きる気配も感じませんでしたので、ちょうど良い時間だったのではないでしょうか。

・ちゃんと自由度も高い

さらに言うと、型を使った飾りつけなどはかなり自由度が高めでした。先生は「○○はしちゃダメだよ」とは仰らないので、娘の創作意欲にも火が付いた様子。結果、娘が作ったスノーマンは……


泥棒になってました。


まあ、お調子者の娘がとても楽しそうだったので、これはこれでOKです。また、自分が作ったパンは美味しいのでしょう、翌日にはパンも完食していました。定期的にテーマが変わるので、しばらくは娘とパン教室通いが続きそうな気配です。

というわけで、今回はお子さんと楽しめる『makipan教室』をご紹介しました。私と同じように「もう連れて行くところがない……」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。なお、結構競争率が高いので、早めの予約をオススメします。

参考リンク:クスパ「makipan教室」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.